大峰 前鬼川孔雀股谷
2004年6月19日(土)〜6月20日(日)
久保、田中、藤岡、上村(記録)
当初の計画から1週間ずれたが、台風の関西直撃を目前に控えて大峰の孔雀股に入渓した。
6月19日(土)
近鉄吉野口駅にて8:46に待ち合わせる。今夕から天候が崩れるとの天気予報に反して、まるで真夏のような日差しである。このまま明日の午前中一杯持ってくれれば、と祈りながら前鬼口を目指して車を走らせる。
11:00 前鬼林道ゲート 11:20 遡行開始
169号線の前鬼口で前鬼林道に入る。途中、「不動七重滝」の姿をしっかり目に焼き付けるが、この時は明日見ることになるその姿を想像することは出来なかった。
前鬼口より約10km入った車止めのゲート前に駐車する。早速入渓の準備をして川床へ降りるが、そこは本流と違い支流の黒谷である。少し下ったところで本流と出合い、そこからが本流遡行の始まりである。平凡な流れを少し進むと、ゴーロ、小さなナメと続き、2段8mの滝を迎える。
12:25 谷中一杯のナメ
この滝を越えると早くもこの沢のメインディッシュであるナメが始まる。川幅一杯に広がるナメは、なんとも美しい限りである。よく磨かれているためか、非常に滑りやすく一歩一歩慎重に進んでゆく。
13:00 垢離取り場
その後は、ゴーロと小滝が暫く続いた後、前鬼から三重ノ滝へ通じる道に出る。ここで一服。
13:40 深仙股谷出合
14:40 左俣との分岐手前小屋崩壊跡
その後も大きな変化無くゴーロと小滝とが続く中、12m滝を迎える。真夏ならシャワーを浴びながら左岸側から直登するところだが、右岸より高巻く。
16:00 幕営地着
いつしか小雨交じりの空模様となり、高巻いた後に降り立ったところが「泊適地」のため、今夜の寝床とする。ツェルトを張り終えるころには、雨脚が強くなり始める。台風の影響か?
6月20日(日)
4:00 起床 5:15 遡行開始
昨日は2級だったはずの孔雀股は、昨晩からの雨で一晩の間に5級へとその姿を変えていた。幕営地から直ぐのこの谷最大の15m滝は、ものすごい水量と飛沫と爆音をあげている。恐ろしいほどである。そそくさと右岸のルンゼより巻き上がる。一旦川床に降り立つが、水量の多さのため右岸に延びるケモノ道を辿り高度を稼ぐ。その後、高度を上げるに従い水量もどんどん少なくなり、気が付くと一面に苔むして源頭の雰囲気一杯となる。
7:15 奥駈道
雨が降り続く中、藪漕ぎも無く奥駈に飛び出す。その後は縦走路を南にとり、前鬼を目指す。
9:30 釈迦ケ岳
ここから延々と下ることになる。相変わらず雨が降り続く中、深仙ノ宿〜太古の辻を経由して前鬼に着いた頃には、全員ふらふらであった。
12:10 前鬼
12:40 前鬼林道ゲート
昨日見た「不動七重滝」は別の滝になっていた。その水量は中途半歩ではない。やはり、雨の日には沢登りはやめたほうがよさそうだ。
帰りは、上北山温泉で汗を流して帰路に着く。
(上村)
